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2021/01/18 14:15

開湯1200年の歴史 肘折温泉


信仰の山である出羽三山の主峰、月山の麓に流れる銅山川沿いに佇む静かな温泉郷、肘折。
肘を折った老僧がこの地のお湯に浸かり傷を癒した、807年の開湯から、日常の中の何かに追われるようにして逃れ辿り着いた現代の湯治客まで、1200年以上にわたって人々を癒やし続ける、全国でも屈指の湯治場です。

20軒ある旅館は、どの旅館もかけ流しの湯という潤沢な湯量が魅力。石造りの「源泉ドーム」では、その源泉が自噴する様子が見られます。
「温泉療養相談所」では、個々にあった現代湯治の方法をアドバイスし、「スパリエ制度」を導入することで温泉の普及に尽力するなど、いまの温泉の楽しみ方も教えてくれています。

深く長い歴史を絶やすことなく編み続けながらも、新しさを感じさせる不思議な魅力の温泉街。
温泉の泉質や効能だけではない居心地の良さと、何にも変えられないような時間が、そこにはあります。長期滞在すればするほどずっと滞在したくなる「肘折温泉郷」。年に1度、ワールドカップも開かれています(地面出し競争World Cup in肘折)


JR新庄駅から車で40分
山形空港から車で1時間15分
庄内空港から車で1時間15分


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